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物色の流れが大きく変わった!

新年早々からマザーズ市場が大波乱です。きっかけは昨年12月の大量IPOですが、あれだけ集中的に強行すればマーケットが壊れて当たり前でしょう。相変わらず、マーケットのことより、自社の利益しか考えない幹事証券や発行会社に呆れ返っています。こんな輩が市場の担い手ですから、東京市場はいつまでも経っても世界の二流市場なのです。

ところで、年が変わると相場の流れが変わることがよくあります。今年も大発会からまだ4日の立ち会いですが、明らかに変化が見えます。この4日間で特筆すべきことは、バリュー株(割安株)優勢、グロース株(割高株)劣勢の強烈な動きです。数字的に見るとバリュー株が+2.80%、グロース株が-2.36%とその差は何と5.16%、最近ほとんど記憶にない現象です。

この現象の背景は、世界的な超金融緩和の見直しによる金利の上昇です。金利上昇局面ではグロース株の価値(成長性)について懐疑的な見方が増え、投資に慎重になりがちになります。わかりやすく言えば、金余り時はおおらかに夢を買ったものの、金詰まりになれば夢から醒めるということでしょうか。一方で、金利上昇局面では企業価値が明確なバリュー株の優位性が実証されており、見直しの買いが入りやすくなります。

また、この4日間で大型株が+0.80%、小型株が-2.04%と大型株優勢、小型株劣勢の動きがはっきりしています。小型株が劣勢なのはマザーズ市場の急落の影響を受けたことと、小型株にはグロース株が多いということが要因だと思います。ただ、小型株にも“割安成長株”が多数ありますので、今後も小型株劣勢の動きが続くと思いません。

過去の例を見ても、金利の引き上げの初期段階で株式市場の下落を招いたケースはほとんどありませんが、物色の流れが大きく変わることは十分ありますので、この点は念頭に置かれた方が良いでしょう。

それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。


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