2022年05月 - バリューサーチ投資顧問の「株式投資に生涯つきあう法」
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本格的な反転トレンドに入った!

いよいよ日本株は本格的な反転トレンドに入ったと見て良さそうです。世界の株式市場にとって3大悪材料であった「米国の金融引き締め政策」、「中国のゼロコロナ政策」そして、「ウクライナ戦争」がほぼ市場に織り込まれたからです。以下、この点について述べたいと思います。

1.まず米国の金融引き締めですが、FRBによる5月~7月の0.5%ずつ、計1.5%の急ピッチな利上げは市場にほぼ織り込まれたと見ています。また、4月の米消費者物価は前年同月比8.3%上昇と8カ月ぶりに減速、一部には米消費者物価はピークアウトした可能性があるとの見方もあります。そして、米経済は減速しても決して失速することはありません。

2. ゼロコロナ政策を継続する中、4月の中国経済は急失速しています。それでも、習指導部は政治的な理由で当政策を見直す考えはなさそうです。ただ、経済成長率の大幅鈍化を避けるため、今年秋の共産党大会に向けて、インフラ投資など景気刺激策は一段と積極的になると思われ、また金融政策も緩和に向かうと予想しています。

3.ウクライナ戦争ですが、ロシアは南東部の一定の地域を支配下にした上で、停戦交渉に入ることを望むと見ています。既に軍事力面で限界だからです。一方で、ウクライナ側は断固拒否し、長期戦になるでしょう。但し、当戦争による株式市場への影響(原油・ガス価格の上昇やロシアをグローバル経済から排除等)は既に市場に織り込み済みです。

まさに、相場格言「強気相場は悲観の中で生まれ懐疑の中で育つ」のとおりです。今回の下落相場の損失は行動することによってのみ取り戻すことができます。それでは、何を買えば良いのか?ズバリ!半導体関連株でしょう。

それでは、次回まで!


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空売り銘柄の探し方は?④~空売り取引を始める前に知っておくべきこと!【その5】

今回は「好材料」(除く業績面)と空売り判断について述べます。好材料が出れば、ほとんどの場合、株価は上がります。中にはかなり長期に亘って上昇するケースもあります。ただ、このように好材料で株価が上がった場合は、恰好の空売り対象になり得ます。なぜならば、好材料について分析不足ゆえ、人気に乗じたハシャギ買いが起こりやすく、株価が実体以上に買われることが多いからです。

一番大事なことは、好材料が当該会社の業績にどの程度のインパクトを与えるのかを具体的に知ることです。何となく良い材料では不十分です。当材料が業績面でいつ効果が出るのか、また現在の業績をどの程度押し上げるのかを調べることです。この程度のことは、当該会社のIR部署に確認すれば、大体の感触はわかります。

業績の押し上げ効果が小さい場合やほとんどない場合、また10年後に効果を発揮するといった夢のような材料では、急上昇後の株価は耐えられませんので、恰好の空売り対象になるということです。

但し、人気化した株価は直ぐには下がりませんので、急上昇したからと言って直ちに空売りを仕掛けるのはリスクがあります。何週間にも亘って週足で陽線を立てることもあり、上昇が一服したのを見てから売るのがより安全でしょう。

それでは、次回まで!


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空売り銘柄の探し方は?③~空売り取引を始める前に知っておくべきこと!【その4】

今回は「成長性」と空売り判断について述べます。成長株とは将来の高成長を見込んでかなり割高まで買われている銘柄です。PERで言えば、100倍以上の銘柄も多数あり、時には何百倍という銘柄すら出現します。PBR10倍以上、そして無配株というのが一般的です。

実はこの成長株こそ空売り対象として最も面白いと言えます。PER100倍というのは100年先の利益まで織り込んでいるわけですから、どんな高成長でも買われ過ぎなのは明らかだからです。ただ、このような銘柄でも上昇トレンドにあるうちは売りを控えた方が良いでしょう。バリュエーション(割高・割安度)を無視し、人気に乗じて買い上がる投資家は結構おり、青天井になることも多いからです。

やはり成長株は多少でも成長鈍化の兆しが見えてきた時こそ売りチャンスだと思います。成長株が成長鈍化した時の売られ方は半端でないからです。例えば、将来の高成長を見込んでPER100倍まで買われた銘柄が成長鈍化した時には一気にPER20倍~30倍まで売られるわけですから、株価は3分の1や5分の1になることもザラなのです。

成長鈍化は市場で高付加価値として評価されてきた独自技術や商品がコモディティ化(一般的な商品になること)した時や、資金力の大きい大企業がその分野に参入して競合した時、また広告宣伝費など先行投資の効果が将来の利益と見合わない時などに起きます。

最後にまとめると、成長株は成長鈍化の兆しが見えてから売っても十分間に合うということです。

それでは、次回まで!

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空売り銘柄の探し方は?②~空売り取引を始める前に知っておくべきこと!【その3】

東京市場は、不透明な外部材料が多いとは言え、決算発表の内容は予想以上に順調ですので、そろそろ底打ちから反発の動きが期待できそうです。

さて、今回は空売り銘柄の探し方についての2回目です。前回、株価が買われ過ぎの要因になりやすいのは、「業績」、「成長性」、「好材料」、「テーマ」と述べましたが、まず、空売りでなぜ利益を上げることができるのかを考えてみたいと思います。

それは投資家の分析不足や情報不足また人気に乗じたハシャギ買いなどにより、株価が実体以上に買われるケースが多く、しかしながら時間と伴にその実体に収れんされていきますので、ここにチャンスがあるということです。

それでは、最初に業績と空売り判断について述べます。例えば、サプライズの上方修正で株価が急伸するケースでは、チャートだけ見るとどうしても売りたくなります。ただ、このケースでは多少調整はあっても、大きく下がることはあまりありません。常に押し目買い意欲が強いからです。要するに好業績株はどんなに上昇しようとも空売りの対象にはなりにくいのです。

一方で、サプライズの下方修正の場合はどうでしょうか。この場合は即空売りを仕掛ける手はあります。情報が行き渡るのに時間がかかることも多く、株価は漸次的に下落するケースがあるからです。しかしながら、悪材料を受けて一気に売られる場合は大底を売り叩くことになりかねませんので要注意でしょう。

最後にまとめると、既報の業績という要因は客観的事実ですので、あまり買われ過ぎ、売られ過ぎという現象は起きにくく、従って既報の業績では比較的空売りを仕掛けにくいということです。

それでは、次回まで!


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空売り銘柄の探し方は?①~空売り取引を始める前に知っておくべきこと!【その2】

本日は空売り銘柄の探し方についてお話しましょう。

株価は一時的とは言え、多くの場合、買われ過ぎと売られ過ぎという現象が起きます。そこで、買われ過ぎの銘柄に空売りを仕掛けるのはひとつのやり方です。ただ、もぐら叩きのように株価が急騰したから売れば良いというわけでは決してありません。

ところで、逆発想で株価が買われる要因について整理してみたいと思います。まず、1.業績が良い、2.成長性が高い、3.割安感がある、4.好材料がある、5.時代のテーマに合致している、6.需給面が良好、7.テクニカル面が良い、8.レーティングの引き上げ、9.買い占めの対象になっている、等々でしょうか。

そして、これらの中で、株価への直接的なインパクトが小さく、むしろ副次的な要因と言えるのは、3の割安感、6の需給面、7のテクニカル面(除くデイートレーダー)、8のレーティングということになると思います。

従って、株価が買われすぎの現象が起きて空売りを仕掛ける要因になりやすいのは、「業績」、「成長性」、「好材料」、「テーマ」ということになります。要するに株価が上がっている要因が明確なことが空売り銘柄の条件になるということです。一方で「買い占め銘柄」のように要因不明の上昇銘柄は売り対象にしてはいけないと言えます。

次回以降は「業績」、「成長性」、「好材料」、「テーマ」の各々の要因と空売り判断についてお話しましょう。

それでは、また!


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