2022年06月 - バリューサーチ投資顧問の「株式投資に生涯つきあう法」
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「損切りルールの設定」について~空売り取引を始める前に知っておくべきこと!【その7】(最終回)

本日は、「空売り取引を始める前に知っておくべきこと!」の最終回に当たり、「損切りルールの設定」についてお話ししたいと思います。空売りの場合は株価の上値は無限ですので損失も無限です。しかも信用取組には追証があり、また一定の期限があります。このように空売りは大きなリスクを伴う取引ですので、当社のお客様には損切りルールを設けることをお奨めしています。

と言っても損切りルールを設けることは決して簡単なことではありません。例えば、損切りラインをどの程度にするかについても、値動きが比較的穏やかな大型株と新興市場の小型株や低位株とは所詮ボラティリティ(価格の変動性)が違いますので、同じように扱うことはできません。

また、株価が上昇している要因がはっきりわかっている場合とわからない場合とでも対応が違ってきます。例えば、業績の上方修正ならば、その内容次第で持続的な上昇か、一時的な上昇かはある程度判断できますので、前者ならば即損切り、後者ならば押し目を買い戻すという対応になります。

好材料が出ても具体的に業績に結びつくかどうか不確実な場合は、ひとたび人気が剥落すれば株価は下がりますので、このタイミングで買い戻すチャンスはあります。一番難しいのは上昇している要因が全くわからないケースです。例えば、密かに買い占めが行われている場合などですが、この場合は一定の損切りラインに来たら即手仕舞いが良いでしょう。

要するに、損切りラインは不可欠ではありますが、機械的に設ければ良いというものではないということ、そして大事なことは加えるならば、自身の売り値には何の根拠もありませんので、それに拘らないということです。拘り過ぎると失敗の元になります。

それでは、また!


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一足先に日本株が動き出す!

最近の米国株式市場はどうなっているのかわからないと思っている投資家が多いと思います。予想より良い経済指標が出れば、金融引き締めが一段と加速すると売られ、反対に予想より悪い経済指標が出れば、景気の先行きが心配と売られています。

要するに景気が良くなっても悪くなっても売られるのが最近の米国市場です。あたかもFRBのインフレ対策は物価抑制だけでなく、株価の下落もターゲットにしているようです。そう言えば、歴代の政権と異なり、バイデン政権は株式市場についてほとんど言及することがなく、少々違和感を禁じ得ません。

ただ、これからは日本株と米国株との連動性が薄くなっていくと見ています。その理由は3つあります。まず第一に米FRBが金融引き締めペースを速めるとの観測が強まる中、日銀総裁は金融緩和の継続を明確にしていること、第二に日経平均は昨年9月がピーク、一方でNYダウは今年1月がピークであり、日本株は4ヶ月先に調整に入っており、その分、出直も早くなること、そして第三に米S&P500の予想PERは18倍ですが、東証プライム市場の予想PERは14倍とかなり割安であることです。

いずれ米国株は立ち直ると見ていますが、一足先に日本株が動き出すでしょう。

それでは、また!

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Q2.どのような銘柄を組み入れていますか?
A2.過去の実績では、以下の銘柄群の中から選別しています。
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空売り銘柄の探し方は?⑤~空売り取引を始める前に知っておくべきこと!【その6】

ロシアのウクライナ侵略と言い、中国のロックダウン政策と言い、最近の株式市場は政治的・軍事的な要因に大きく振り回されています。また、米国が金融引き締めを急いでいるのは11月の中間選挙を意識しての政治的な思惑があるようです。ほんの一部の政治指導者によって翻弄される世界の株式市場、全く嘆かわしい限りです。

ところで、今回は「テーマ」と空売り判断について述べます。株式市場はその時々のテーマが強く意識される局面があります。そして、脱炭素のような大きなテーマがあれば、すぐに消えてしまうような小さなテーマもあります。マネー誌やネットサイトなどでは、「〇〇関連銘柄一覧」などと盛んに囃すものですから、個人投資家、特に初心者はそのような銘柄に飛びつくことが多いようです。

株価が上昇するためには、人気や売買高は大事な要素です。その時々の新鮮なテーマに則った銘柄は、人気が集中し、また売買高の増加を伴うことが多いので、やはり「テーマ」は大事な要因のひとつだと思います。但し、テーマ株には大きな落とし穴もあります。

その一つが、テーマにばかりに夢中になってファンダメンタルズ(業績や割安度)が無視されがちになること、もう一つはテーマ相場は短期間で終焉する恐れがあることです。このような観点から恰好の空売りの対象になります。

因みに、有望テーマに関連する銘柄に投資する「テーマ型」投信は旬が終われば動きが取れなくなりますので、手を出してはいけない商品の一つです。

それでは、次回まで!



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