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これからはムードではなく・・・?

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昨年12月は年末という事情があったとは言え、売買代金が6,000億円台
まで落ち込む場面もあり、“株式市場の死”とまで言われ始めていました。
ところが、相場とはわからないもので、あっと言う間に風景が変わりました
年初の東京市場は出遅れ感から外国人買い中心に堅調な動きでしたが、
ここに来て、大きなインパクトを与える材料が出てきました。日銀による
インフレ目標”の導入です。
「インフレ目標」の用語解説は、こちら↓
(バリューサーチ投資顧問 『生きた証券用語辞典』より引用)
http://www.value-search.co.jp/fglossary.htm

そして、翌日のマスメディアの扱い方もなかなか面白いものでした。朝日
新聞は一面トップの大見出しで、「“インフレ目標”導入」、「日銀1%明示」
とセンセーショナルに書き、達成責任が示されていないが事実上のインフレ
目標の導入と明言しています。一方で、日本経済新聞の見出しは「日銀
“物価上昇1%めど”明示」と地味に書き、今回は目標ではなく、長期的な
目安を示す“ゴール”であるとの見解を示しました。

ただ、“インフレ目標”であろうと、“ゴール”であろうと株式市場はこの材料
に大きく反応しました。デフレ容認論者とも見られていた白川総裁の発言
だけにサプライズもあったのでしょう。そもそも日本株が長期低迷に陥って
いる大きな要因が、デフレ円高ですので、この2大悪材料に効果ありと
なれば、株式市場が強く反応するのは当然のことです。相場の潮目が変わ
った
ということでしょう。

ただ、前回のメルマガでも書きましたが、あらゆる銘柄が上昇するという
かつての過剰流動性相場にはならないということです。景気敏感株が買わ
れる影で、内需株が売られ、また震災復興関連などの材料株が急落する
などの現象が起きています。景気敏感株の中にも戻りがいっぱいと思わ
れる銘柄もかなりあります。これからはムードではなく、来期業績の裏づけ
があるかどうかに市場の関心が移っていくと見ています。

それでは、また来週!

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